東京から四万十町へ移住!農業女子として新生活を始めた私の体験談。#地域おこし協力隊BLOG【戸井田愛理】
こんにちは!
地域おこし協力隊の戸井田愛理です。
私は、新規就農者の訪問や農作業研修を行いながら、これから農業をしたいと考えている方向けの、農業体験などの企画・運営をしています。
地域おこし協力隊として移住したからこそ得られたもの
移住前、高知に来たことはありませんでしたが、移住をしてみて自然と人に触れ、初めて経験することがたくさんありました。
原木シイタケを栽培されている新規就農者さんを訪れた際に、生の原木シイタケとご対面!
生のままだと日持ちせず、虫が湧いてしまう恐れがあるため、出荷が難しいそうです(´;ω;`)
貴重な生シイタケを焼いてお醤油でいただいた美味しさは忘れられません。
こちらは研修先で見た十和大根という地大根の実と花です!
実と花も食べられるということで実際に食べてみると、大根の味と辛みがしっかりと感じられました。
さて、⇧こちらの写真の葉が生い茂っている作物は何だと思いますか?
正解は生姜です!
四万十町の生姜を食べた時、風味や辛みに驚きましたが、畑に入って収穫をしてみて生姜の茎の長さと可食部の大きさにも驚きました!
私が今まで食べていた生姜とは味も大きさも別物で、収穫にはたくさんのコンテナと人手が必要だということも知りました。
ゆずの収穫も経験させてもらいました。
ゆずには立派な棘があるので、手を刺さないように牛革の手袋を装備して収穫に挑戦!
写真の奥にある高枝ばさみで高いところにある実はとれますが、木の中にある実を採るのは棘との闘いでした。
野菜だけではなくお米の研修もさせてもらい、機械化が進んでいる作物のイメージでしたが、機械ができない所や修正しなければいけない所などが予想以上にあり、手作業が必要だということを実感しました!
このような経験を経て、地域や農業を少しずつ知ることができました。
今とこれからをつなげたい!
私なりに農業を知ったからこそ、これから農業をしたいと考えている方にも農家さんから直接お話を聞きながら作業をしてみて、農業を知って欲しいと思い、農作業と四万十町の暮らしが一緒に経験できる四万十町ふるさとワーキングホリデーを企画しました。
今年度の受入先農家は5か所あります。
それぞれの農家さんで栽培方法や栽培しているものが違うので、作業も異なります。
そのため、自身の興味関心にあった受入れ先を選んで、参加していただけます!
作業日数としては短いですが、受入農家さんの全面協力のおかげで参加者の方からは、
「充実した2週間だった」
「農作業に不安があったが、農家さんの丁寧な説明や穏やかな雰囲気づくりのおかげで安心して作業に取り組めた」
というようなお声がありました!
受入農家さんからは
「スタッフの刺激となり、受け入れてよかった」
「人手不足の解消になった」
と言っていただくことができました。
ふるさとワーキングホリデーを通して、参加者の方と受入農家さんに相乗効果の場が生まれたのは、私にとっても大きな収穫でした!
書ききれていない部分はたくさんありますが、少しでも気になった方はこちらをチェックしてみてください!