四万十町で暮らす|ゆず収穫や餅つきで感じた「繋がりと豊かさ」#地域おこし協力隊BLOG【藤田健吾】
こんにちは!十和地域担当の藤田健吾です。
ミッションは中山間地域の営農支援を担当しています。
私が活動している一般社団法人しまんと農楽里では、11月からゆずの収穫が始まりました。
黄色く色づいたゆずが実り、かすかに広がる香りが心地よいです。
今年は夏の猛暑もあってか収量は減少しましたが、一つ一つ大きな実が育っていました。
収穫作業では、2mの高さまで伸びた枝に実がなっており、収穫しづらく大変な作業でした。そのため次の収穫の時には作業がしやすいように、邪魔な枝を剪定していこうと考えています。
収穫後に柚子を分けていただいたので、ゆずを絞って醤油と混ぜて作ったポン酢をかけて豚しゃぶを食べたのですが、とても美味しかったので、皆さんもぜひ作ってみてください。
話は変わりますが12月20日に、私と同じく十和地域担当の協力隊の方々と一緒に、旧昭和中学校で開催されたクリスマスマーケットへ出店しました。
カラーサンドとモールを使ってクリスマスツリーを作るワークショップを行いました。
普段農作業ばかりですが、こういった地域イベントに参加するのは息抜きにもなり、私も地域の方との交流を楽しむことができました。
休校になった校舎に子供の声が響いて昔懐かしい気持ちになり、子どもたちがわいわいしている姿を見て、元気をもらいました。
12月28日、おかみさん市にて餅つきが開催されました。
餅つきというと機械でこねて出来上がるのを待つというのが一般的になってきましたが、おかみさん市では、うすと杵で2升を60回以上ついていました。
全部のもちが予約販売で完売し、改めてお餅は人気だなと感じました。
餅つき移動販売なんていいかもしれないなと感じました。
四万十町での暮らしは、自然に寄り添った穏やかな日々です。
ゆず園や田んぼでは多くの動物を観察することができます。
アナグマやいのしし、鹿も間近で見ることができ自然の豊かさを感じることができます。
時にはご近所から、大根や白菜をお裾分けしていただくこともあり、地域の温かいつながりを感じます。
自然の恵みと人の優しさに支えられた、この生活は何にも代えがたい幸せです。
時が経つのは本当に早いもので、地域おこし協力隊として任期も残り1年となりました。
残りの日数は、200日ほどなのでできることは限られてくるとは思いますが、四万十町の祭りやイベント、お気に入りの場所などの情報発信をしていこうと考えています。
これからも四万十町の豊かな自然を満喫しながら、十和地域の営農支援に取り組んでいきたいと思います!